スマホの業界では、契約の1年目は安く利用が可能だがそれ以降はなぜか月額が高くなる事があります。
勿論、これはUQモバイルでも同じ事が言えます。
そこで、本日はこの月額が2年目から高くなる現象について、その内容をご紹介いたしましょう。
月額が高くなる理由
この月額が高くなる現象ですが、その理由は1年目の月額に適用されている割引サービスの期間が原因となっています。
UQモバイルの月額は、基本的にはプラン月額+端末の分割代金+オプション料金+割引で構成されています。(もちろん無料通話外の通話料なども加算されます。)
そして、上記の割引サービスには一般的に2種類が存在します。
一つはイチキュッパ割という12ヶ月間1,080円の割引が適用されるサービス。
もう一つはマンスリー割という24ヶ月の間機種代金の分割代金の負担を軽減させるための割引となります。
イチキュッパ割の適用が1年間のみ
この割引のうち、イチキュッパ割の部分が1年後に月額が高くなってしまう原因となっている割引でございます。
「原因」という表現をしてしまうと、あたかもイチキュッパ割が悪者のように感じてしまいますが、元々の月額から1,080円も割引してくれるかなり有難い存在の割引ですので、そこは勘違いしてはいけません^^
なので、そもそも話、「1年後に高くなる」のではなく「1年後に通常の月額に戻る」という事ですので、そこも捉え方で大きく印象が変わってしまうので、その点は注意する必要があります。
↓ キャッシュバック付きの代理店 ↓
月額が高くなる実例
とはいえ、実際にどのような月額になっているか、いまいちイメージしにくいかと思いますので、実例で見てみる事にしましょう^^
ここではiPhone 6s (32GB)のおしゃべりプランSを新規で契約した場合で試算をします。
もちろん、ややこしくならないように余分なオプションは無しで、可能な限りシンプルなものとします。
1年目の月額
まずは、各割引も適用される1年目の月額を、内訳で見てみましょう!
分割代金 | 2,484円 |
おしゃべりプランS | 3,218円 |
イチキュッパ割 | -1,080円 |
マンスリー割 | -864円 |
合計 | 3,758円 |
ポイント
この様に一年目はイチキュッパ割もマンスリー割も適用されているので、安い月額での利用が可能となっています。
2年目の月額
続いては2年目の月額の紹介です。
ここでは1年目の時とは異なり、適用期間が1年間で設定されているイチキュッパ割が消滅します。
よって、前年よりも1,080円高い月額での利用となるのです。
分割代金 | 2,484円 |
おしゃべりプランS | 3,218円 |
マンスリー割 | -864円 |
合計 | 4,838円 |
見た目の印象で損した気分になると、人生もったいないよ^^
3年目の月額
3年目以降は、上記から更にマンスリー割が消失しますが、その代わりにスマホの分割代金も完済しますので、実質的な以下の通りおしゃべりプランの料金のみとなります。
おしゃべりプランS | 3,218円 |
合計 | 3,218円 |
なお、ここでの注意点はおしゃべりプランに対して、データ通信量が2倍になる増量オプションに加入している場合です。
このオプションは、通常おしゃべりプランSで1GBしか高速データ通信ができない容量を、2倍の2GBにできるオプションです。
ただし、通常は有料のオプションで月に540円が必要なのですが、2年間は自動的に無料で利用ができるようになっているのです。
-
UQモバイルのデータ容量最大2倍キャンペーンは乗換は対象?新規と機種変更しか記載がないぞ?
UQモバイルでは、プランによって1GB、3GB、7GBの3つのデータ通信量を選ぶ事が可能です。 しかも、データ容量最大2倍キャンペーンの適用によって、2年間は倍のデータ通信量での契約が可能となっていま ...
※こちらの記事にも記載の通り、契約から2年後に機種変更をした場合は、再度増量オプションは2年間無料で利用できる様になります。
よって、3年目も利用していたスマホ(ここで言えばiPhone6s)をそのまま継続した場合は、データ通信量は1GBのままでの利用か、2倍の容量で利用する場合はおしゃべりプランS:3,218円に加えてオプション料金として+540円が必要になります。
公式サイトでも大々的に書いていないから分かりにくいけど、単純にイチキュッパ割の適用期間が1年間だけって事だね^^