回線速度で定評のあるUQモバイルでは、乗り換えせずにそのままUQモバイル内で機種変更をされる事も多い事でしょう。
ただ、機種変更を検討している方には、こう言いたい。
「機種変更のタイミングだけは気を付けろ!」と。
違約金は不要!
冒頭でご紹介した「タイミング」についてですが、皆さんは何を想像したでしょうか?
恐らく半分くらいの方は違約金のことかと想像されるでしょう。
しかし、UQモバイルでは契約から2年以内であっても、機種変更では違約金は免除されるのです。
よって、ここでのタイミングの注意点というのは、違約金とは別の問題なのです。
機種変更のタイミングで月額が変わる!
ここで私が注意喚起している内容は、違約金など機種変更時にかかる出費の事ではなく、機種変更を行うタイミングによって、変更後の月額が変わってしまうという事実なのです!
ちなみに、機種変更時には事務手数料の3,240円は必要になります。
おそらく「何のこっちゃ?」と思われるでしょう^^
ということで、この部分を重点的にご紹介いたしますので、ぜひご参照ください。
機種変更で消失する割引
通常、UQモバイルでは新規・乗り換えの際にイチキュッパ割とマンスリー割という2つの割引が自動的に適用となります。
イチキュッパ割は初めの1年間月額から1,080円割引を適用させる契約であり、マンスリー割はスマホ本体の分割代金に対して2年間割引が適用されるものでございます。
sim契約の場合はマンスリー割は無し。
この内、イチキュッパ割に関しては現在の契約で適用期間が残っていれば、機種変更後でも適用は可能でございます。
しかし、注意すべきはマンスリー割の方で、機種変更を行う事でその効果が消失してしまうのです。
機種変更後の月額
機種変更を行った場合、その後の月額は以下の項目の合計となります。
- プランの料金
- 新スマホの分割代金
- 各種割引
- 前機種の分割残債
そうなのです!
実は機種変更を現在のスマホ本体の残債がある状態で行ってしまうと、機種変更後の月額に今の残債も上乗せされた状態での利用となるのです。
しかも、上乗せされる残債の金額はマンスリー割が適用された金額ではなく、マンスリー割が消えた通常の分割料金の残債となるので、結構な金額になる可能性があるのです。
変更タイミングによる月額差の実例
では、実際に機種変更を行うタイミングによって、月額にどの様な影響を与えるのか実例で見てみましょう。
まず、ここではiPhoneSEの32GBを利用していると仮定すると、実際の分割代金とそれに対するマンスリー割は以下の通りでございます。
分割代金 | 1,836円×24か月 |
マンスリー割 | -1,404円×24か月 |
よって、SEを利用している状態では、分割代金は実質432円/月での利用となります。
ここで問題になるのは、残債が残っている状態で機種変更をしてしまうと「マンスリー割:-1,404円」の部分が消失し、SEの分割残債として丸々1,836円×残月の支払いが必要になるのです。
では、この状態でiPhone6sに機種変更した場合も見てみましょう!
6sを機種変更など関係なしにそのまま契約した場合は、以下の通りです。
おしゃべりプランS | 2,138円 |
分割代金 | 2,484円×24か月 |
マンスリー割 | -864円×24か月 |
合計 | 3,758円 |
ただし、前述のとおり現在の機種の分割残債が残っている状態で機種変更を行うと、上記6sの月額にプラスして1,836円×残月も加算されます。
よって、実際の月額は5,594円/月での利用となるのです。
おしゃべりプランS | 2,138円 |
分割代金 | 2,484円×24か月 |
マンスリー割 | -864円×24か月 |
前機種の分割残債 | 1,836円×残月 |
合計 | 5,592円 |
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